皆様は、普段法律を意識することはありますか?
お仕事上、常に法律を意識せざるを得ない方や、今まで法律を一度も意識したことがなかったという方もいらっしゃると思います。
しかし、社会生活を送っている以上、法律と全く無縁な人はいません。
法人と従業員は、雇用契約を結び、それに基づいて、法人は従業員に給与を支払い、一方従業員は労働力を提供することになります。携帯電話を使えるのも、キャリア会社と使用契約を結んで利用者が使用料を支払っているからです。
こうしてみると、私たちの身の回りは法律であふれています。普段法律を意識しない方がいらっしゃるのは、ご自身や周囲の方が法律に反する行動をとっていないからでしょう。法律は、皆様が同じ社会内で自由に行動するためのルールなのです。
スポーツの試合でルール違反が生じれば試合が滞るように、法律違反は皆様の生活に支障を生じさせます。
しかし、そのような事態に陥らないためのサポートを可能にし、もしもルール違反が生じた場合も、元の滞りのない状態に戻し、さらなる発展を企図するお手伝いをするのが弁護士なのです。
弁護士は、クライアント様から寄せられる法律に関するトラブルやお悩みなどについてのご相談に対し、アドバイスや解決策をご提案しながら、実際に法律事務を処理する専門家です。
法律に関するトラブルは、本人に落ち度がなくても発生し得るものです。
しかし、多くの方は、トラブルが発生しても法律上の問題がわからないまま、事態を悪化させてしまいがちです。もっと早くに専門家に相談していれば…と後悔される方も少なくありません。
弁護士に依頼をしにくいことの原因は、トラブルをなるべく自分たちで解決したいという思いのほかに、弁護士は、なんだか怖そうというイメージがあるからかもしれません。日常の業務の中で、あるいは普段の生活の中で、法律家に接する機会がほとんどないため、弁護士に相談することは、最後の手段と思われている方が大半ではないかと思います。
しかし、皆様は病気になった時どうされますか?具合が悪いのを我慢していたら、病院に行った時にはすでに手遅れになっているかもしれません。そうならないためには、早期に処置を始めた方がいいことは明白であり、法律に関する問題においても同じことがいえます。
法律家の上手な活用とは、トラブルかな?と思った際にはまずは相談してみるということなのです。
市役所や各法律事務所などで無料法律相談を行っているケースは多くあります。弁護士といっても、得意分野や、お客様との相性も大切ですので、必ずしも依頼しなくてはいけないと思うのではなく、この機会に気になることを聞いてみよう、という気持ちで無料相談を利用してみてはいかがでしょうか。
それでも『こんな内容で相談・対応してくれるのかな?』と不安があるという方のために法律事例・裁判判例集を本サイトでは情報提供させていただいております。
身近なWeb法律家としてご活用いただければ幸いです。
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